生活習慣病の一つである糖尿病治療は、患者さんの病気に対する正しい理解と、日常の自己管理が重要なポイントです。このため、当院では各分野の専門家からなる糖尿病チームを結成し、糖尿病教室・個別食事療法・運動療法を通じて患者さま一人ひとりにきめ細かいアドバイスをさせていただくよう努めています。
山梨大学から派遣される糖尿病専門医が、毎週定期的に外来診療しています。また、糖尿病を専門に指導することができる「糖尿病療養指導士」が常勤しております。
診察日:毎週 水、金
管理栄養士が個別食事療法指導を行っています。
薬剤師による薬剤指導を行っています。インスリン導入が必要な方で、どうしても入院ができない方はご相談ください。多くの症例で外来でのインスリン導入が可能です。
糖尿病合併症の早期発見にはフットケア(足の衛生)が大切です。当科では専門スタッフによるフットケア相談を行っています。
常勤医師
諏訪 博史
診察日:毎週 月、木
2014年度の全死因の第1位は悪性新生物です。368,103人の方がお亡くなりになっています。中でも消化管の悪性新施物で亡くなる方は年齢と共に増加しています。
消化管がんは粘膜表面の上皮から発生します。進行するにつれ粘膜から粘膜の深部の組織へ浸潤していきます。粘膜深部へ浸潤すると腹腔内のリンパ節へ転移します。リンパ節へ転移があると手術治療が必要になります。さらに肝臓や肺に転移が進むと化学療法・免疫療法が必要になります。
消化管がんの基本的な治療は手術治療です。手術によりがんの摘出とリンパ節の摘出が必要です。しかし、がんが粘膜表面にとどまり、リンパ節に転移がなければ内視鏡で切除が可能です。
内視鏡治療とは、一般に胃カメラや大腸カメラと呼ばれています。直径は1p程の棒状の医療機器で長さは胃カメラでは100p 大腸カメラでは通常130p程です。内視鏡の先端にはビデオカメラなどに内蔵されているCCDイメージセンサーがあり、食道、胃、十二指腸、大腸などを観察することができます。
早期がんでは症状はほとんどありませんが、症状が出てから検査するのでは早期の状態ではみつけることができませんので、毎年の健診で胃カメラやバリウム検査、大腸カメラや便潜血反応検査など、症状のないうちに定期的に行うことが大切です。早期のがんを発見し内視鏡治療で完治する可能性が高くなります。
最後に予防が一番大切です。ヘリコバクターピロリ菌の感染や食塩過多、喫煙、アルコール摂取、運動不足、肥満、便秘などが消化管がんの原因になることがわかっています。
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呼吸器内科外来の診察をしております |
呼吸器内科 曽我美 佑介 |
このような症状があればお気軽に受診してください。
必要に合わせて検査をスムーズに行えます。
受診をご希望の方は、内科外来までお電話ください。