近年、抗癌剤の著しい進歩により、これまで入院加療を必要としていた治療が、外来で可能なケースが多くなりました。入院して化学療法を開始後、安定したところで外来での治療に移行します。開始から外来でスタートのケースもあります。 当院の外来化学療法は、H28年度、月平均15〜18名の患者さんの利用があり、年間延べ300回の治療が行われています。主に内科では、消化器(胃・膵・胆管系)の腫瘍の患者さん。外科では、消化器(胃・大腸)、乳腺の腫瘍の患者さんが対象となっています。 |
疾患や治療内容により、スケジュールが決められ、毎週や隔週、3週間に1回など、個々のスケジュールのもと通院して治療を受けています。
入院とちがい治療を終えて自宅に帰るため、できるだけ不安が少なく治療していけるように、担当医師、看護師がきめ細かい対応を心がけています。
ベッドの他に、リクライニングチェアも導入し、輸液ポンプによる点滴管理、薬剤の調整は、薬剤師が安全キャビネットにて安全かつ迅速に行い、協力体制で対応しています
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