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峡南医療センター

電話でのお問い合わせはTEL.0556-22-3135

〒400-0601
山梨県南巨摩郡富士川町鰍沢340-1

 放射線科

概要

 富士川病院放射線部では、各診療科の医師からの指示のもと、必要とされる部位の画像を撮影、検査を行っております。主な検査は一般撮影(胸部、腹部、骨など)、マンモグラフィ、骨密度測定、X線テレビ(胃や腸等の造影検査)、CT、MRIがあります。患者様が安心して検査をできるように環境整備を図り、サービス向上に努め、これからも安全、安心して検査が受けられるように努力していきます。

一般撮影

 主にレントゲン写真と呼ばれていてX線を利用し、胸部、腹部、骨などの撮影をします。人体にX線をあて透過したX線をコンピュータで処理し画像にします。迅速に画像を提供できることから、日常の診断に最も多く利用されている検査です。


マンモグラフィ

マンモグラフィとは乳房のX線撮影のことです。特に早期の乳がんを発見することができ専用の装置を使って撮影します。乳房を圧迫して撮影するため痛みを伴う場合が多いですが、乳房を薄くして撮影することにより、被ばくが軽減し、きれいな写真を撮影することができるため検査を受けられる方のご理解、ご協力がとても大切になります。


骨密度測定

骨を構成するカルシウムなどのミネラル成分の量をX線を用いて測定する検査です。主に骨粗しょう症の診断や投薬治療による骨量の変化に用います。当院では2つの異なるX線エネルギーを使用する測定法のDEXA法を用いて腰椎、大腿骨の骨密度を測定します。検査時間は10分から15分くらいになります。

    
 


X線テレビ

体を透過したX線をモニターでリアルタイムに見ることができます。造影剤(バリウムなど)を使用する胃、腸の検査のほか、骨折の整復、内視鏡を用いての胆管結石の除去、腸閉塞の時にお腹にチューブを入れる検査等に使用しています。また、2階X線テレビ室では健康診断のバリウムの検査を行っております。


CT

体の周囲360°からX線を照射し、体内を透過したX線量を解析し、画像にします。輪切りの画像だけでなく任意の断面の画像を作成でき、血管や骨などを立体的(3D)に表示することができます。当院では昨年CT装置を更新しました。撮影時間を短縮、広範囲を撮影でき、息止めがある検査でも数秒と負担なく検査を受けられます。また体の大きさ、形に合わせてX線の量が自動で調整されるため被ばくを低減することができます。


MRI

超伝導磁石が埋め込まれたトンネルに体を入れ磁石と電磁波によって体の中の情報を解析し画像にします。色々な角度から体の断面を画像化することができ、脳、脊髄、臓器、筋肉、関節、血管などの情報を得ることができます。また、X線を使わないため被ばくの心配がありませんが検査中は大きな音がします。