看護部について
看護部の理念
予防・医療・介護・看とりで、その人らしさを支える看護を提供します。
看護部長あいさつ
峡南医療センター企業団の理念に基づき、高齢化の進む峡南地域において市川三郷診療所・老人保健施設・訪問看護ステーションと連携し、切れ目ない医療・看護が提供できるよう努めています。
当院には、多部門の認定看護師がおり院内外において活動しています。
学ぶ意欲のある方には、全面的に支援致します。
平成27年度からは日本看護協会のWLB(ワークライフバランス)推進事業に参加しており、看護部だけでなく企業団として職員がいきいきと働き続けられる職場づくりを目指しています。
看護部長 小林 緑
看護部の基本方針
- 人を大切にします
- 笑顔で接します
- 安全で安心な看護をします
- よく話を聴きます
- 学習に励みます
看護体制
- 看護配置 10:1
- 3交代・2交代は希望制
- 部署:病棟(3階・4階・5階)・外来・手術室・健診センター・地域支援センター・感染管理対策室・医療安全管理室・褥瘡対策室・訪問看護ステーション
看護教育
看護部の教育体制
理念
地域住民のニーズに対応し、地域医療のキーパーソンとして貢献する志を持って働くことのできる看護職を育成する。看護の専門職として自律・成長していくための知識・技術・態度をもつ看護職を育成する。
看護職がどの施設でも一貫性のある研修と能力評価を受けられるようにするため、クリニカルラダーを設定。
コース内容
| コース名・対象者 | 達成レベル | ねらい |
| コースI ・新卒看護職員 | マニュアルに沿って基本的な看護を実践できる (基礎看護) | 1.病院の概要を知り、組織の一員としての意識をもつことができる。 2.チームメンバーの一人としての役割ができる。 3.安全・安楽を念頭において基本的看護ができる。 4.看護過程の展開ができる。 |
| コースII ・卒後2年目程度 ・コースI修了者 | 自分で判断し、個別性を考慮した看護を実践できる (チームメンバー) | 1.個々の患者にあった看護過程ができる。 2.チームメンバーとして専門的知識・技術をより確実なものとし、実践できる。 3.医療チームメンバーとして他部門との連携の必要性がわかる。 |
| コースIII ・卒後3~4年目程度 ・コースII修了者 | 責任と自立性を持って根拠ある看護を実践できる (リーダー) | 1.日々のリーダーとしての役割がとれ、チームの運営に参加できる。 2.プリセプターとして行動できる。 3.看護研究活動ができる。 |
| コースIV ・卒後5年目以上、または同等者 ・コースIII修了者 | 実践に裏付けされた専門的能力をもち、新しい知識や方法、多様なアプローチをして創造的看護を実践できる (チームリーダー・教育・管理) | 1.リーダーシップを発揮し、円滑なチームの運営ができる。 2.広い視野にたって自己の立場と役割ができ、責任をもって看護業務ができる。 3.当院の組織を理解し、自己の立場および管理上必要な役割がわかる。 4.自己研鑽に努める。 |
新人看護師研修
理念
新人看護職員を支えるために、職員全員が新人看護職員に関心を持ち、みんなで育てる意識を持ち全職員が共に支えあい、成長することを目指す。期間は1年間とし、教育プログラムに基づいた臨床研修を行う。
研修内容・目的
| 月 | 研修内容 | 研修目的 |
|---|---|---|
| 4月 | 全体オリエンテーション | 社会人及び専門職業人として自覚できる。 |
| 看護部オリエンテーション | 看護局の概要を知り、これからの業務が遂行できる。 | |
| 採血 / 注射 | 正しい知識の基で、技術が分かる。 | |
| 輸液療法 | 手順どおり技術が習得でき、滴数の調整ができる。 | |
| 血糖測定とインスリン | 血糖採血法とインスリン注射の方法が分かる。 | |
| 移乗 | ベッドからの移乗や体位変換の方法が分かる。 | |
| 食事介助と口腔ケア | 嚥下困難な患者の食事介助と口腔ケアが分かる。 | |
| 5月 | 呼吸ケアの看護 | 酸素療法や吸引法が正しく分かる。 |
| 輸液ポンプ | 正しい方法で操作でき、注意事項が分かる。 | |
| 6月 | 救急蘇生法 | モデルを使って気道確保や介助蘇生法が分かる。 |
| 3ヶ月フォロー / 夜勤の心得 | 不安や悩みを共有し、解決策が分かる。 / 夜勤の業務を知る。 | |
| 7月 | 麻薬の取扱い | 正しい方法で麻薬を取り扱うことが分かる。 |
| 麻酔看護 | 術後の患者の看護を理解して実際に生かすことができる。 | |
| 8月 | 心電図の見方と13誘導 | 基礎知識と正しい方法で心電図がとれる。 |
| 9月 | 6ヶ月フォロー | 6ヶ月を振り返り、今後の課題が見いだせる。 |
| 10月 | 輸血の取扱い方 | 輸血の種類が分かり、正しい方法で取り扱うことができる。 |
| 褥瘡(じょくそう。床ずれともいう。)予防 | 正しい方法で予防することができる。 | |
| 11月 | ローテーション開始 | 正しい方法で予防することができる。 |
| 12月 | ケーススタディー(看護過程) | 患者を受け持ち、看護展開ができる。 |
| 1月 | ||
| 2月 | ケーススタディー発表 | 問題を明確にし、看護展開の発表ができる。 |
| 3月 | 1年のフォロー | 1年を振り返り、自己評価と課題が見いだせる。 |


スタッフ紹介
峡南医療センター富士川病院では、「日本看護協会」より認定を受けた認定看護師が所属しています。
専門看護師
感染症看護専門看護師
廣田 直美
感染症看護専門看護師は日本看護協会が2006年に制定した専門看護師です。感染症を患ったり、慢性疾患により免疫力が低下している患者さま、そのご家族が満足できるような看護が提供でき、一日も早く日常の生活に戻れるよう支援しています。昨今は新型コロナウイルス感染症をはじめとする新興感染症、結核に代表される再興感染症、薬剤耐性菌による感染症等、医療現場ばかりでなく地域においても、感染症の対策は早急に取り組む必要があります。病院内外を問わず地域の中で総合的な感染症の予防策や現場の管理、施設等の職員へのサポートといった幅広い活動を行っています。
認定看護師
認定看護師ってどんな資格?
- 患者・家族によりよい看護を提供できるよう認定監護分野ごとの専門性を発揮しながら、認定看護師の三つの役割「実践・指導・相談」を果たして、看護の質の向上に努める。
- 専門的な治療や看護が必要な患者・家族に対して、最適な看護は何かを認定看護分野の専門知識に基づき判断し実践する
- 他の看護師に対し、自らが手本となり専門知識や看護技術などを指導し、水準の高い看護を行えるように働きかけ、看護の現場で直面する問題や疑問の相談に乗り改善策を導きだせるような認定監護分野の専門知識に基づき支援する。
院内外の研修会の講師や分野ごとの問題や相談にのり看護の現場で活躍をしています。
何かわからないことがあったらご相談ください。
皮膚・排泄ケア認定看護師
遠藤 友美
認定看護師とは、高度化・専門分化が進む医療現場における、看護ケアの広がりと看護の質向上を目的に、日本看護協会により発足された資格認定制度です。皮膚・排泄ケア(WOC)認定看護師とは、創傷(褥瘡など)ストーマ(人工肛門・人工膀胱)、失禁などにより皮膚にトラブルが生じやすい方へのスキンケアや、皮膚トラブルに対するケアを専門に行う看護師のことをいいます。皮膚・排泄ケア看護におけるご相談は患者様だけでなくご家族の方、看護や介護に従事されている地域の職員の方などにも対応いたします。お気軽にご相談ください。
緩和ケア認定看護師
小沢 めぐみ
緩和ケアとは、病を抱える患者とその家族一人ひとりの身体や心などのさまざまな辛さを和らげ、より豊かな人生を送ることができるように支えていくケアと言われています。痛みやだるさ、不安や気力の低下、不眠などの辛さに対応させていただき、笑ったり、語ったり、食べたり、眠ったり…家族と大切な時間をこれまでのように生活できるようお手伝いをさせていただきたいと思います。お気楽に声をかけてください。
認知症看護認定看護師
中込 千恵美
認知症は認知機能の低下により日常生活における自立性が低下した状態とされています。入院という環境変化や手術や検査などの様々な不安を抱えながら認知症の人は療養生活を過ごしている事を忘れず、ケアしていく必要があります。
認知症の人の対応にマニュアルはありません。1人1人が固有の人生を歩んできた個としての存在であり、その人らしさを大事にしながら関わることが大切だと思います。
認知症の人と関わっている家族や支援者はケアの困難さを日々感じている事と思います。困りごとなど介護にいきづまった時には相談に乗らせていただきますのでお気軽にご相談ください。
感染管理認定看護師
河西 千代
感染管理認定看護師の役割は、患者さんとご家族、病院に関わる全ての人を医療関連感染から守ることです。そのために、医療関連感染サーベイランス、耐性菌検出状況の把握と感染防止対策の指導、ICTラウンド、職員教育など様々な活動を行っています。また、地域の肝炎防止対策の支援のため、高齢者施設へ赴き研修会の実施や、職員の方への指導や助言も行っています。現場の状況に合わせた「実践できる感染対策」を大切に多職種と連携し、患者さん、ご家族、病院や施設等の職員を支援しています。
感染管理認定看護師
村田 博美
感染管理認定看護師は、感染症の予防・感染状況の把握、早期発見を目的に専門的な知識と技術を活かして感染管理に従事する看護師です。当院においては感染管理専門看護師・感染管理認定看護師がおり、感染予防対策に関してはすでに強固な体制が整っています。私はその一員として、これまでの取り組みを継続しつつ、引き続き患者様にとって安全で快適な環境を提供できるよう努めてまいります。
感染管理認定看護師
望月 結衣
感染管理認定看護師の役割は、患者さんやご家族、共に働く職員、そして地域社会を目に見えない感染症の脅威から未然に守ることです。皆さんが不安を感じることなく、安心して治療に専念できる環境づくりに日々取り組んでいます。感染対策の基本は「正しい手洗い」や「清潔な環境づくり」といった日々の小さな積み重ねです。私は認定看護師として、常に科学的根拠に基づいた最新の知識を取り入れ、それを皆さんにわかりやすくお伝えできるよう心がけています。感染対策は、病院に関わる全員が一丸となって取り組むことが不可欠です。一人ひとりの安心のために確かな知識と日々の積み重ねで、安全な療養環境を提供できるよう努めます。
乳がん看護認定看護師
黒澤 貴子
乳がん看護認定看護師とは、乳がんに関する専門知識と技術を持ち、患者様の身体的・心理的・社会的サポートを行う看護師です。乳がんと診断された患者様の心の葛藤に寄り添い、複雑な治療の中から納得のいく治療が受けられるようサポートさせていただいています。また、抗がん剤治療の副作用による見た目の変化や手術後の乳房への向き合い方、家庭や仕事との両立などのサポートもさせていただいています。乳がん患者様とご家族様が安心して治療が受けられるようお手伝いさせていただきたいと思います。お気軽にご相談ください。
部門紹介
外来部門
外来・内視鏡センター
外来・内視鏡センターでは、看護師20名、看護補助者1名が勤務しております。勤務者の平均年齢は各部署のトップであり、経験を積んだ看護師が多く働いております。外来を受診される患者様の対応や内視鏡検査の補助、発熱や風邪症状のある患者様への検査・受診対応、救急対応、夜間・休日の受診対応など様々な業務を行っております。外来を受診される患者様に寄り添える、また患者様が安心して通院できる環境を整えることを目指しております。外来受診や内視鏡検査に関すること、入院や手術に関することなどのご不安やご不明点などございましたら遠慮なくお声掛けください。
手術室
当院手術室では主に外科(消化器外科、乳腺外科、一般外科)、整形外科(外傷、骨折、脊椎疾患、手外科疾患、関節外科)の手術を行っております。年間の手術件数は800件前後を行っています。スタッフは看護師11名、中材・手術室委託業者にて、患者様が早期に不安なく安心して手術を受けていただける様に心がけ日々取り組んでおります。
健診センター
健診センターでは、健康診断の際の問診・採血や、健康診断の結果でメタボリックシンドロームの基準にあてはまる又は可能性のある方に声をかけ、特定保健指導を行っています。特定保健指導では、対象となった方にご自身の健康診断の結果や生活習慣を振り返ってもらい、目標を決めて取り組んでもらうためのアドバイスをさせていただきます。
特定保健指導を受けてみようかなと思われている方は、是非ご相談ください。
病棟部門
3階病棟
3階病棟は、外科・泌尿器科・整形外科・内科の患者さまが入院されている混合病棟です。地域包括ケア病床があるため、若い世代から100歳を超える超高齢世代まで年齢層の幅広い年齢層の患者様が入院しています。患者様一人一人が治療を終えた後、安心して退院後の生活が送れるよう退院支援に力を入れ関わるようにしています。
4階病棟
当病棟は整形外科の患者様が主として入院されています。運動器に関わる骨折などでは元の生活に戻るには様々な支障が起こります。当病棟では患者様の痛みを少しでも緩和できるように関わり、多職種と連携をとり、患者様・家族の希望する退院先に安心して退院できるように日々看護を行っています。
5階病棟
5階病棟は内科病棟です。看護師20名、介護福祉士1名、看護補助者2名が働いています。地域の特性として、老年期の方が比較的多く入院しており、肺炎や慢性閉塞性肺疾患、間質性肺炎などの呼吸器疾患、肝機能障害や腸閉塞、潰瘍性大腸炎や胆嚢炎などの消化器疾患が主な疾患です。5階病棟には感染症病床もあります。新型コロナウイルスや結核などの患者さんの対応も行っています。 私たちは、安心して入院生活が送れるようにすること、地域連携室やリハビリ部門など多職種と連携して、退院後の生活を見据えた退院調整を行うこと、この病院でよかったと思ってもらえるような温かい看護を目指して日々頑張っています。
訪問看護ステーション
訪問看護ステーションは2023年4月に開設されました。当ステーションには看護師5名が在籍し、訪問看護を行っております。経験年数もある看護師が多く、安心して体調面や生活面での困りごとなどを相談していただければと思います。また富士川病院併設であるため、医療とすぐにつながることができるのも当ステーションならではと思います。地域の多職種の方とも連携して、地域の方が安心して自宅での療養ができるよう関わっていきます。
褥瘡管理対策室
皮膚・排泄ケア認定看護師が褥瘡管理者として配置されています。褥瘡のある患者様の褥瘡ケアだけでなく、褥瘡発生リスクのある患者さんに対して、褥瘡リンクナースとともに褥瘡リスクアセスメントを行い、褥瘡の予防とケアのために褥瘡予防治療計画書を立案し、評価を行っています。また褥瘡だけでなく、臨床でよく目にするスキンテアやIAD(失禁関連皮膚炎)、医療関連機器圧迫創傷(MDRPU)のケアにも力を入れています。
院内職員を対象とした勉強会の開催、褥瘡発生率や有病率などの 統計データの管理や集計を行っています。
感染管理対策室
医療関連感染とは医療機関(在宅も含む)において、患者さんがもともとの病気とは別に新しくかかった感染症や、医療従事者や職員などが医療施設の中で感染した感染症のことをいいます。 感染対策に関する院内全体の問題を把握、改善策を講じるなどの院内感染対策活動の中心的役割を果たす感染対策委員会を設置しています。また実働部隊としてICT(感染対策チーム)を設置し医療関連感染防止のために迅速な対応や抗菌薬適正使用に関して活動を行っています。院内感染対策が常に最新の情報で実施されることにより、入院・外来患者さんやご家族の方々、そして入院から退院、在宅医療にむけて全ての人々が安心して医療を受けられる環境づくりを目指しています。
医療安全管理室
峡南医療センターの「地域住民に期待される医療サービスを提供します」の理念のもと令和7年に「患者さんの安全な医療環境を確保する」ことを目的とし医療安全対策室が設置されました。院内で発生したインシデント・アクシデントを報告してもらうことによって、安全なシステムなどの対策を総合的に検討・構築・周知するよう関連する部署と情報共有して再発防止に努め、「患者さんも職員も安心で安全な医療」を目指して日々取り組んでいます。