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企業長挨拶

峡南医療センター 企業長 河野和夫

 

 明けましておめでとうございます。

 令和6年の輝かしい新春を、健やかにお迎えのこととお慶び申し上げます。

 市川三郷町・富士川町をはじめ、医療、介護、健康・福祉に関わる多くの皆様方には、平素より格別のご理解とご支援を賜り、誠にありがとうございます。心より厚く御礼を申し上げます。

 企業団は、まもなく丸10年を迎えます。おかげさまで、平成30年度から令和4年度まで、新型コロナウイルス感染症関係補助金等もあり、5年連続の黒字決算となりました。また、累積赤字の解消も達成することができました。これもひとえに、職員一人ひとりが一生懸命経営改善に取り組んだ成果と、喜ばしく思いますとともに、関係の皆様方のご協力、ご支援のおかげと深く感謝を申し上げます。

 一方で、5年目を迎えた新型コロナウイルス感染症は、昨年5月8日から感染症法上の位置付けが「5類感染症」に移行し、行動制限のない通常生活に戻りました。しかし、昨年末より再び拡大傾向にあり、感染拡大に注意が必要な状況です。引き続き感染拡大防止対策にご協力をお願いいたします。

 また、昨年末、持続可能な地域医療提供体制を確保するための「峡南医療センター企業団経営強化プラン(素案)」を策定しました。今後詳細な内容について調整を行った上で今年度末までに完成させる予定です。懸案でありました市川三郷病院の建て替えも含め、入院機能の富士川病院への集約、富士川病院の地域包括ケア病床の拡大、市川三郷病院の無床診療所化、外来機能の拡充等を検討しております。ご理解、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

 企業団を取り巻く環境は、依然として厳しいままですが、基本方針である、急性期から回復期、在宅医療に至るまで地域全体で切れ目のない医療を提供する「地域完結型医療」を、引き続き目指してまいります。また、公立病院として地域医療を守り、地域住民が期待する医療・介護サービスを提供してまいりますので、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

 結びに、この新しい年が、皆様にとりまして、より充実した年になりますよう心より祈念いたしまして、年頭の挨拶とさせていただきます。

 令和6年1月4日

峡南医療センター企業団

企業長 河野哲夫