山梨県や山梨大学医学部附属病院等の支援の元、旧社会保険鰍沢病院と旧市川三郷町立病院、及びそれぞれに併設した2介護老人保健施設が経営統合され、地域住民の皆様に医療と介護を切れ目なく提供することを目的に、平成26年4月1日峡南医療センター企業団が開設されました。
企業団の一員である市川三郷病院は、主に総合診療を担う機能を有する病院として、この地で12年に渡り診療活動を行ってまいりましたが、企業団の有する医療資源をより有効に使用し、峡南地域の医療と介護を持続的に提供することを主目的として、富士川病院に入院機能を集約した上で、令和7年10月1日より「市川三郷診療所」として新たな体制で運営を継続していくことになりました。
人口減少や超高齢化だけでなく、過剰病床の見直し、困難な医療従事者の確保等、峡南地域を取り巻く医療環境はますます厳しい状況となっておりますが、富士川病院との綿密な連携の基、地域の診療所や他医療介護施設との協力を図りながら、今後に置きましても、地域住民の皆様に信頼され親しまれる診療所として努力して参りますので、変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。